益子「日下田藍染工房」の仕事が[季刊]うかたま vol.48(2017年秋号)に掲載されています

うかたま vol.48

現在発売中の[季刊]うかたま vol.48の表紙

明日から益子秋の陶器市が始まります。今回は記念すべき第100回だそうで、第100回記念品益子焼無料配布などもあるようですね。益子焼窯元はもちろん、全国から集まる販売店のテントを目当てに、多くの人が訪れることと思います。私もその一人です。

益子は陶芸家の濱田庄司の作陶の地であり、現在「濱田庄司記念益子参考館」を会場に「濱田庄司登り窯復活プロジェクト」が開催中であることも興味深いところです。陶器市に行った経験のある方は、そんな益子町の中心部、「城内坂」交差点近くにある「日下田藍染工房」をご存知の方も多いと思います。

その「日下田藍染工房」が、現在発売中の『[季刊]うかたま vol.48』に掲載されています。「泥と藍」という特集タイトルで、奄美大島の「金井工芸」と2本立てです。手作りの創作活動に携わる若いクリエイターのみなさんに、是非手に取ってもらいたい一冊です。

「日下田藍染工房」の記事は、江戸寛政年間から200年以上も続く紺屋の9代目当主、日下田正さんの仕事と生活を伝えています。
研究熱心な日下田さんが、藍染の技術はもちろん、綿花や藍草栽培まで手がけていること。昨年は、日下田さんが影響を受けたイギリスの染織家「エセル・メーレ」とのコラボ展示会も開催され、エセル・メーレの本拠地、ディッチリング・ミュージアムに日下田さんの作品が収蔵されることが決まったこと。そんな名工の日下田さんには跡継ぎがなく、だけど藍染を志す若い人に「どうぞおやりなさい、とはなかなかいえない。生活できませんから」と語る。それでも県内の高校で20年以上染色を教えたり、海外の染織家を工房に受け入れたり、藍染を広める活動に熱心に取り組んでおられる。
丁寧に取材された記事から、益子の地に足をつけた民芸工房の息づかいが伝わってきます。

東日本大震災で甚大な被害を受けた益子では、100基もの登り窯が全半壊。多くの窯元が復活への取り組みを続け活動していますが、日下田藍染工房は、母屋も甕場も無傷だったことも紹介されています。建築工法の面からも興味深い記事ですね。

メイン特集は「秋のおかず手帖」。素朴で迫力ある写真とともに、美味しそうな季節のおかずのつくり方が満載です。

食べることは暮らすこと「うかたま.net」
http://ukatama.net/

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