株式会社トランスビューが発行するリーフレット『本屋な日々』の定期購読を申し込んで最初の号が、昨日到着していました。61号。待ってました。

「本屋」は死なない(石橋毅史 著『本屋な日々 61』)


著者の石橋毅史さんは、出版業界専門紙『新文化』の元編集長で、『新文化』をお辞めになってフリーとなってのち、未だ「出版不況」と言われ続ける現在も、各地の本屋をたずねて歩き、本屋さんたちの取り組みを紹介する活動を続けておられます。

そもそもこのリーフレットとの出会いは、先月、1月10日に神楽坂モノガタリで開催されたイベント「本屋のしごとの伝え方 『スリップの技法』『本屋、はじめました』『まっ直ぐに本を売る』著者トークイベント」でした。
そこで『まっ直に本を売る』の著者でもある石橋さんが配ってくださったのが、この前号の60号「もがきの最果て」だったのです。今回の61号はその続きのお話。石垣島で本屋「古書カフェ うさぎ堂」を開業した元書店員「伊達雅彦(ペンネーム)」さんのいまを伝えてくれています。

涙が鼻の奥にツーンとして熱くなって、自分たちも何かできる、やってみたい、と思いをかきたてられるドキュメントでした。

『本屋な日々』60号 61号には、『傷だらけの店長』(PARCO出版 2010年刊)の著者、「伊達雅彦」さんが、いったんは書店員を辞めると決意し、また本を売る現場に立つことにしたいま、どうしているのか、何を考え、日々を送っているのか、そしてそんな姿に石橋さんは何を感じているのかが綴られています。

出版界は景気という点では「不況です!」としか言いようのない状況が続いているわけですが、それは出版する側全体をおおざっぱに捕らえた見方だと思います。
出版後、取次や直販などのルートで仕入れられた本たちは、全国の大小様々な書店やショップの店頭に並び、そこで多くの書店員さんをはじめとする人々の手によって読者に届けられます。本というものは、特定少数の、確実に読んでくれそうな人たちに確実に届くことで輝くものだと思います。
そんな、本と人との出会いの場を提供することを仕事にする、その中で、人と人、人とモノを繋ぐ取り組みも、工夫によっていくらでもできる。素敵です。
また勇気をもらったと思いました。

石橋毅史さんのトークイベントが、明日(2月22日)、浅草の田原町の本屋、Readin’Writin’さんで開催されます。
題して、「本屋って、誰だ!」
うちも参加します!
本の未来はどんなかな?