東京都あきる野市の活版印刷業所、Bird Design Letterpress(バードデザインレタープレス)さんに、鉛活字による活版印刷で、蝉工房のショップカード印刷をお願いしていたもの(200枚+印刷予備分)が、今日、到着しました。

Bird Design Letterpressさんの美しい化粧箱に入って丁寧に梱包されて届きました。
細かなところへの配慮が本当にうれしい。

Bird Design Letterpressの市倉郁倫さんは、くっきりと浮かび上がる印刷の陰影が美しい「ディープレリーフ樹脂凸版」による活版印刷で、名刺やハガキ、各種ステーショナリーなど、多くのユーザーの心を捉えているエンジニアでありデザイナーであり活版印刷職人さんです。もちろん鉛活字による組版・印刷においても、そのこだわりが細部にまで感じられる、見事な文字の刻印が、その存在感とともに1枚1枚のカードから感じることができます。
手にしたとき、ぐっと引き込まれるような感覚を覚えるのです。丁寧なお仕事だなと思います。

実は今回のお願いは、私たちの持ち込みの紙「NOZOMI PAPER®」(100枚)でも、活字組版で、というものでしたが、快くお引き受けくださいました。しかも「蝉」の旧漢字が手持ちにないということで、わざわざ取り寄せていただいて作業をしてくださいました。
NOZOMI PAPER®についてはこちらの記事もご覧いただけると幸いです。

NOZOMI PAPER® MILK(手前)とCOFFEE(奥)。
手漉きの紙であるため、1枚1枚厚さや平滑度が微妙に異なるのですが、どの1枚も見事な文字の刻印です。

こちらの最前面がBird Design Letterpressさんで通常使われている紙の1種。
ハーフエア180kg(色はヘンプ)、欧米名刺サイズ(51×89mm)です。

Bird Design Letterpressさんについては、こちらの生田信一(ファー・インク)さんの取材記事「活版らしさを追求する印刷工房──バードデザインレタープレス」に詳しく書かれています。

そして、来月、6月2日(土)の11:00-12:30、田原町の素敵な本屋さんReadin’ Writin’さんで開催される、東條メリーさんの「活版印刷の話が聞きたい」第6回のゲストが、市倉郁倫さんです。
私たちは残念ながらその時間うかがえないのですが、市倉さんの技術のこだわりについて聞ける貴重な機会になるのだと思います。
ご興味のある方は上記URLのリンクから申し込みできますので、どうぞご覧ください。

なお、NOZOMI PAPER®については、現在、手製本ノートの表紙として使うという試みを、HUMORABOさんと、本づくり協会 認定ワークショップ講師のEndpaperさんのご協力をいただいて進行中です。
とても素敵な手製本ノートができそうです。全国の活版印刷工房で名入れなどのワークショップなどにご利用いただけるかどうかなど、いろいろ展開を考えていますので、あらためてレポートしたいと思います。