『ニューロンで解く心の苦しみと安らぎ―脳科学と仏教の接点―』(東京電機大学出版局様)の制作に携わりました。
『ニューロンで解く心の苦しみと安らぎ ―脳科学と仏教の接点―』
(松本 隆男 著/2016年11月10日第1版第1刷発行/東京電機大学出版局)
本書の編集および組版(扉、奥付を除く)に携わりました。
本書は、人間の欲求に起因する「心の苦しみ」というものを、ニューラルネットワークをモデルに考察しています。とくに宗教(仏教)の考え方と対比させながらの解説は、現在に生きる人たちの心の糧になり得る知見に溢れており、一見偏りのありそうな書名(失礼!)とは裏腹に、今の世の中に一石を投じているようにも見受けられます。
本書の理論や考え方というものは、(言い過ぎかもしれませんが)傀儡人形のような人工知能やロボット工学に、人間らしい息吹を与えてくれるのかもしれません。人の模倣を考えたときに足りないものは何なのか、そのヒントが見つかりそうな予感がします。
ニューロンで解く心の苦しみと安らぎ « 東京電機大学出版局
http://www.tdupress.jp/books/isbn978-4-501-55460-6.html
ニューロンで解く心の苦しみと安らぎ―脳科学と仏教の接点― | 松本 隆男 | 本 | Amazon.co.jp
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『ニューロンで解く心の苦しみと安らぎ ―脳科学と仏教の接点―』(東京電機大学出版局様) | 蝉工房
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