蝉工房にヌノ科の“セミ”がやってきた!

デザインフェスタに向けて、日々の業務の傍ら、出品作品の制作にいそいそと励む日々です。
そんな私たちに、親愛なるご近所さんたちから、素敵なプレゼントをいただきました。
小川倫代さんのヌノ作品、“セミ”です。
もうビックリです。4月20日のことでした。
2015-04-22 17.17.27
■寄贈作品『生涯の一声を発するその瞬間』
(368mm×260mm 写真は一部分です)
長い間、光の届かないところから生まれかわって飛ぶことができた私は…
生涯をかけた第一声をこの場所で奏でるのです。
©Noriyo OGAWA

芸術作品を購入した経験のない私たち、ケースはどうしようかとか、デザインフェスタでは少しくらいなら触れていただける作品として展示しようとか、あれこれ思い巡らせておりましたが、寄贈してくださったご夫妻も、そして小川さんご本人からも、どうぞ気軽に触って、埃がついたら掃除機かけて(それでいいんですか?!)、汚れてもそれも味です、とおっしゃっていただきました。

やはり小川倫代さんのヌノ作品の手触りは、柔らかくて優しくて、頬ずりしたくなるあたたかさです。
小川さんはこれまで、植物を題材にヌノ科の作品を制作されてきたそうですが、今回の“セミ”作品で、新境地にチャレンジされ、

「向き合ってみて初めて、昆虫の生継承に特化した無駄のないそして極めて洗練された造形美に圧倒されながらの制作でした…」

とのことでした。

デザインフェスタの蝉工房ブースで、展示いたします。
ほかにも、小川さんご本人のご厚意で、多くのヌノ作品を展示させていただくことになりました。
みなさま、どうぞご期待ください!

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